【記事監修】眠りの質を高めてメンタルも整える?“迷走神経”が導く心と体の快眠ルートとは??

【記事監修】眠りの質を高めてメンタルも整える?“迷走神経”が導く心と体の快眠ルートとは??

この記事の監修:コバヤシヒロシ様

Xアカウント:コバヤシヒロシ_自律神経を整えて睡眠改善!よく寝て疲れにくい身体に!
@hiroshi19901231
NASM-PES / Original Strengths 認定コーチ
電子書籍『疲れ・コリ・だるさが消える「最高の睡眠」の作り方』著者

amzn.asia/d/8TrJ7AW
SNS:https://x.com/hiroshi19901231

導入・背景

こんにちは、しるネル編集部の加藤です。
ストレスや疲労の影響で「なかなか眠れない」「寝ても疲れが取れない」といった悩みを抱える人が
増えているかと思います。
実は僕もその1人です、、、💦
今回はそんな悩みに関係する、“迷走神経”に注目した最新の研究をコバヤシさん監修のもと紹介します。

📝この記事を読んでわかること
・迷走神経は睡眠と深く関わっている
・簡単な運動で迷走神経を刺激できる
・睡眠の質だけでなく、メンタルの安定にも影響する

研究・ニュースの内容

近年の研究では、「迷走神経の刺激が、睡眠の質や感情の安定に関与する」ことが次々と明らかになっています。

たとえば、中国・南方医科大学のランダム化比較試験(RCT)では、不眠症と診断された成人被験者60名を対象に、「経皮的迷走神経刺激(taVNS)」を1日2回・各30分、8週間継続して行ったところ、睡眠の質(PSQIスコア)や睡眠効率、入眠潜時などが有意に改善しました。また、taVNS群では情動安定・日中の覚醒レベルも向上しており、非侵襲的な神経刺激が睡眠の質の向上と感情調整に効果的であることが示されました(参考:PMID: 40188758)。

さらに、ハーバード大学の神経科学チームによる研究では、REM睡眠中の迷走神経活動が高い人ほど、恐怖記憶の消去(恐怖条件づけ後の消去学習)が早く進行することが明らかにされました。これは、迷走神経が睡眠中の記憶処理や情動の再構築に関与していることを示唆しており、「眠ること」が単に体を休めるだけでなく、心の回復に重要な役割を果たしていることが、神経学的にも裏付けられています(参考:Harvard Brain Science)。

どんな影響があるの?

迷走神経は「副交感神経(リラックスの神経)」の中心的役割を果たします。
この神経がしっかり働くと、呼吸が深くなり、心拍が安定し、筋肉がゆるみ、脳が安心モードに切り替わるのです。
つまり、迷走神経が活性化していれば、入眠しやすくなるだけでなく、夜中に目覚めにくくなる・感情的になりにくくなるという、心と体の安定が得られる可能性があります。

逆に、ストレスが多い現代では、この神経が“うまく働いていない”ケースも多く、不眠・不安・慢性疲労といった不調に繋がることがあるのです。

「コバヤシ」さんの考察

迷走神経を整えることは、ただ眠るためだけではありません。
実は、“起きている時間のパフォーマンス”にも深く関わっています。
迷走神経のケアを継続してきたお客様からは、
次のような前向きな変化の声が届いています。

こうした変化は、睡眠の質が改善されたことに加えて、
日中の心と体のコンディションが整ったことによるものと考えられます。
迷走神経をやさしく刺激する方法として、以下のような簡単なケアがあります。

どれも特別な道具や広いスペースは必要なく、
毎日のスキマ時間に手軽に取り組めるものばかりです。

こうしたケアを含めて、誰でも取り組みやすい迷走神経アプローチを詳しく解説した電子書籍がこちらです👇
📘『最高の睡眠の作り方』
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ぜひ、日々のセルフケアに取り入れてみてください。

🔍まとめ:この記事のポイント。

・研究では迷走神経が睡眠に影響を与えることが明らかに
・日常生活では簡単な運動を取り入れる事で迷走神経を刺激できる。
・今後も睡眠の質を向上させる研究が進むことに期待

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