なんだかやる気が出ない…。眠い&無気力なときにおすすめの過ごし方!

なんだかやる気が出ない…。眠い&無気力なときにおすすめの過ごし方!

「動こうと思っているのに、なぜか眠くなってやる気が出ない……」このような悩みを抱えている方も多いでしょう。いつ何時でも100%のやる気を出せる人はそういません。

今回は、やる気が出ずすぐに眠くなってしまう方に向けて、やる気が出ない原因をお伝えします。自分を責める、周りと比べる前に、対処法をおさえておきましょう。

眠くてやる気が出ない!その原因は?

日中眠くなってしまうのは多くの方が経験している悩みですが、その原因については人それぞれです。まずは、眠くなってしまう原因についておさらいし、自分にあてはまるものを確認してみましょう。

睡眠不足

まず、考えられる理由として睡眠不足があげられます。眠くてやる気が出ないと感じている方は、日常的に睡眠時間が足りていないのかもしれません。

毎日の睡眠不足が積み重なってしまうことを睡眠負債といい、日中の眠気や昼間の活動パフォーマンス低下を引き起こします。また、朝の食欲がわかない、疲れがとれないなど、現れる症状はさまざまです。

栄養不足

栄養不足は、やる気が出ない原因になることもあります。脳を活性化する神経伝達物質であるドーパミンが、栄養不足によりうまく作られないからです。また、作りだせたとしてもスムーズに脳細胞まで伝達しなくなります。

ドーパミンを作り出して脳を活発に働かせるには、十分な睡眠と運動に加えて、バランスの取れた栄養の摂取が不可欠です。

また、人によっては空腹時にイライラし、やる気や集中力の低下を感じやすくなることがあります。

精神的な疲労

仕事や人間関係など、誰しも少なからずストレスを抱えていますが、そのモヤモヤをうまく発散できず心が疲れてしまうことがあります。やる気が出ない原因は、大きく落ち込んでいる、ふとしたときに思い出してしまうからかもしれません。

とくに真面目な方や周りに頼るのが苦手な方は要注意です。「頑張らなきゃ……」と思っているうちにどんどん精神的な疲労が溜まっていき、気がついたら何も手に付かない状況に陥っている場合があります。

ストレスが溜まっている状態もドーパミンの働きを低下させます。結果的にやる気が出ないという精神状態につながってしまうのです。

うつ病

やる気が出ず、さらに気分が落ち込む抑うつ状態が2週間以上続く場合は、うつ病を発症している可能性があります。

うつ病の症状は人によってさまざまですが、何をするにも憂鬱になり、やる気が起きないのも代表的な症状としてあげられます。疲労感や睡眠障害もうつ病によくみられる症状です。

これまで日常的に行ってきた、食事や入浴のような習慣を面倒に感じるようになっているなら、一度受診してみるのも選択肢のひとつとなります。

やる気が出ずに落ち込んでいるときのNG対処法とは

やる気が出ない状態が続くと、気持ちがさらに落ち込みやすくなります。そのような心理状態のときに焦りは禁物です。自分を追い込んでしまわないよう、以下のことに注意しましょう。

自分を責める

やる気が出ないことは悪いことではなく、ごく自然なことです。どんな方にも気持ちの波はあり、やる気が出ないことはあります。このようなときはやる気が出なくても、いずれやる気の出る時期が必ず訪れると信じて、前向きな気持ちを持ちましょう。

「やる気が出ない自分はダメな人間だ」と自分を責めずに、まずは心と身体をしっかりと労わることに注力してください。

周囲と比較する

やる気が出ないときに、周りの人と比べてしまうのはおすすめしません。他人は他人であって自分とは関係ないと思っていても、「周りはできているのに、自分は頑張れていない…」と劣等感を抱きやすくなるからです。

周りの姿をポジティブに受け止められないときは、やる気が再び出てくるまで思い切って距離を置きましょう。直接人と会うのを控えるだけでなく、SNSを見過ぎないように心掛けてください。

眠くてやる気が出ないときはどう過ごしたら良い?

眠くてやる気が出ない原因を突き止めても、すぐにやる気が出るとは限りません。

そこで、やる気が出ないときは、まずは心と身体を整えることを意識しましょう。

睡眠不足を解消する

やる気が出ない理由のひとつが睡眠不足です。睡眠時間が足りないと感じている方は、まずはしっかりと睡眠をとってみましょう。

また、睡眠時間は足りているのに、身体の疲れが思うように取れていない場合も考えられます。良質な睡眠をとるためには、次のようなことを意識してみてください。

・寝る前のカフェインやアルコールの摂取、喫煙を避ける
・夜は明るい光を避け、暖色系の光を使用する
カフェインやアルコール、喫煙、明るい光は睡眠を妨げるような作用があるためです。十分な休息を得て、心と身体を整えてみましょう。

リラックスして過ごす

疲れているときは、自分が心地良いと感じられる活動を積極的に取り入れてみましょう。身体をじっくりと温められる半身浴や読書、音楽を聴くのも良いです。ゆっくりと過ごすのも定番ですが、軽い運動やストレッチなどもおすすめです。

入浴や運動に関しては、以下の点に気を付けてください。

・入浴は就寝の90分前に済ませる
・過度な運動は禁物

寝る直前の入浴や過度な運動は、体を覚醒状態にさせてしまう可能性があります。気分転換になり、ストレス解消になる活動にとどめて、やる気の回復を図ってみてください。

何もしない

「早くやる気を出して行動しなきゃ」と焦るほど、身体は動かなくなります。どうしてもやる気が出ないときは、あえて何もしないのもおすすめです。予定を入れずにゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

スマートフォンの電源を落とし、雑多な情報であふれているテレビやインターネットから距離を置くと、自分の気持ちを整理しやすくなります。やる気が出ない原因について自分自身と向き合ってみましょう。

睡眠負債や疲労をためない!毎日を元気に過ごすポイント

やる気をアップし毎日を元気に過ごすためには、睡眠負債や疲労を溜めないことが重要といえます。モチベーションを高くキープするためのコツは、栄養バランスと生活リズムです。

しっかり栄養を摂る

バランスの良い食事でしっかりと栄養を摂ることが大切です。空腹や乱れた食生活は気持ちのバランスを崩しやすく健康に良くありません。偏食だけでなく、暴飲暴食にも気をつけ、身体の抵抗力を上げましょう。

さまざまな栄養素の中でも、疲労回復に欠かせないのがビタミンB群です。特にエネルギー源である炭水化物を分解し、体内に取り込む際に活躍するビタミンB1を意識して摂取しましょう。

ビタミンB1はパンや麺、お米などの主食、豚肉や大豆製品によく含まれています。ほかの食材と組み合わせ、暴飲暴食にならないようまんべんなく食べるようにしましょう。

生活リズムを整える

規則正しい生活は、心と身体をすこやかに保つために大切です。たとえば、早寝早起きを心がけてみるのも良いでしょう。午前中に日を浴びると体内でビタミンDやセロトニンが作られます。免疫力のアップや体内時計を整わせることに役立ちます。

起床や就寝、食事を毎日同じ時間に行うのも、生活リズムを整えるために大切です。休みの日にはつい寝坊してしまいがちですが、週末の寝だめはできるだけ控えるようにしましょう。

すでに当たり前になっている生活習慣を変化させていくのはなかなか難しいです。無理のないことから少しずつ取り入れてみてください。

まとめ

やる気が出ない原因には、精神的な要因だけでなく、睡眠不足や栄養不足などが影響している可能性があります。思い当たる原因の改善を試みながら、心をポジティブな状態へ変化させていきましょう。

やるべきことを前にして動けない状況はもどかしいですが、決して自分を責め過ぎてはいけません。リラックスできる趣味や気分転換の時間を作り、自分自身とゆっくり向き合ってください。

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