
夜、おふとんの中でぼーっとラジオを流していたら、
いつの間にか寝ていた。
…そんな経験、ありませんか?
今回は「ラジオと睡眠のちょっとした豆知識」をお届けします。
声のチカラ、音の不思議に、ほんのすこし詳しくなれるかもしれません。
🎙豆知識①|“声”には脳を眠らせる力がある?

人間の脳は、「安心できる声」を聴いていると副交感神経が優位になり、
リラックス状態に入っていきます。
これが「眠くなる声」の正体。
特に効果があるのは、こんな特徴のある声:
- ゆっくり
- 低めの音域
- 音量の変化が少ない
つまり、静かな夜のラジオの語り口は、まさに眠気を誘う音だったんです。
📻豆知識②|“モノラル音声”が睡眠にはちょうどいい?
最近の音楽は左右に音が広がる「ステレオ」が主流ですが、
ラジオの多くは「モノラル」=左右から同じ音が流れます。
実はこれ、睡眠中にはとっても良い。
脳が「左右の音の違い」を処理しなくてすむため、情報量が少なく、負担が軽いんです。
→ つまり、ラジオは無意識のうちに「脳を休ませる仕様」になっていた…!?
🎧豆知識③|“ながら聴き”が脳を安心させる?

人間の脳は、「完全な無音」よりも、ちょっとした音がある方が落ち着くとされています。
夜、誰かの話し声が聞こえるだけで、「ひとりじゃない」という安心感につながるのです。
だからこそ、
- 誰かがゆるく話している
- 無理に聴かなくていい
そんなラジオは、**睡眠中の“音のセキュリティブランケット”**とも言えます。
💤豆知識④|睡眠中でも、耳はずっと起きている?
眠っていても、耳は完全には“オフ”になりません。
寝ていても物音で目が覚めたりするのはそのためです。
その特性を逆手にとって、
脳に「安全だよ、大丈夫だよ」と伝える音を流すことで、より深い眠りに導けます。
…それができるのが、実はラジオだったりします。
📡豆知識⑤|“眠くなる番組”は計算されてる?
一部の深夜番組やポッドキャストには、
「意図的に話すスピードを落としている」「BGMに1/fゆらぎ音を使っている」など、
**“眠りを促すための音設計”**がされているものもあります。
気づかないうちに、あなたの眠気はプロの技に誘われていたのかも…?
まとめ|ラジオは、音のやさしい睡眠ガイド
眠ることに真剣になりすぎると、逆に眠れなくなるもの。
そんな夜は、ラジオに頼ってみてください。
誰かのやさしい声、遠くで流れる音楽、気取らない会話。
あなたの脳と心に、「もう休んでいいよ」とささやいてくれる存在です。
編集部よりひとこと
🔍「眠くなるラジオ番組」も、今後紹介予定です。
#しるネル寝ラジオ でみなさんのおすすめもぜひ教えてください!